1.8 2008年私のベスト写真20


(1)概要
年末でありますのでこの一年を振り返り、2008年に撮った写真の中から写真倶楽部での入賞作品や印象深い写真など20ショットを選び出し、以下「ベスト写真20」として纏めました。毎回いろいろと思い入れを込めて取り組みますが結果は大分空回りしている場合が多く、まだまだ我が腕の未熟さを感じております。写真倶楽部の良き先達を見習い2009年度には外部に発表出来るような写真を撮るよう努めたいと考えております。


       *下にスクロ−ルすると写真がご覧になれます。

題名:「雪の日のご馳走」−−(写真倶楽部入賞作品)
2008年2月2日,自宅の庭
     久しぶりの大雪、庭の木々も10cm以上の雪に覆われ折れんばかりである。毎日庭にやってくる鳥たちも今日ばか
     りは勝手が違い困っている様子。前日ミカンを木に吊り下げて置いた。メジロたちには思わぬご馳走に大満足のようだ

題名:「俺、焼かれたくないよ!・・・(左義長)」−−(写真倶楽部入賞作品)
2008年1月14日,大磯海岸
大磯海岸で行われる左義長は歴史的に古く国の重要無形民俗文化財に指定されている。
焼きそびれたダルマ・・・「俺、焼かれたくないよ」と言っているようで哀れである。      
題名:「花園を歩く少女」
200年5月28日 、鎌倉文学館
鎌倉ゆかりの文学者の資料を保存、展示している鎌倉文学館、毎年春にバラまつりが開催される。
その瀟洒な建物と庭の花々が良くマッチし人気がある。違った角度より撮った一枚である。      

「桜花風景T・・・横浜大岡川」
2008年4月初旬  、横浜・大岡川
横浜の大岡川、昔は水も汚く、あまりいい印象の川ではなかった。        
それが地域の方々の努力で見事に甦り、今や桜の名所と言われるようになった。

題名:「桜花風 U・・・横浜山手」
2008年4月、 横浜・山手教会(ユニオン教会)
学生の頃、このあたりを何度となくドライブしたことがあり、その横浜らしい明るいエキゾチックな風景
の記憶が今でも残っている。その山の手らしい風景を求めて歩いたときの一枚である
         

題名:「桜花風景 V・・・・日本の春」
2008年4月 、 静岡県伊豆の国市
桜と富士、まさに日本の春風景の典型である。毎年この時期、この組み合わせを求め伊豆を訪れている。
題名:「獲物比べ」
2008年4月  、鎌倉八幡宮・源氏池
サギが見事に獲物をしとめた。湖面に映るもうT羽としばし獲物の大きさを比べているようであった。
題名:「北アルプス夏山風景T・・・青々とした雪解け水を湛える白馬大池」
2008年7月22日,白馬乗鞍岳山頂
苦しい急な登りを過ぎるとそこは白馬乗鞍岳である。眼下に青々とした雪解け水を蓄えた
白馬大池と赤屋根の白馬大池小屋が見渡せる。後立山の稜線の始まりである。     
                                
                                             
題名:「北アルプス夏山風景U・・・湖畔に咲く花々」
2008年7月22日、 白馬大池周辺
今年は残雪が多い。雪解け跡より、待ってましたと言わんばかりに高山植物が咲き始めている
題名:「北アルプス夏山風景V・・・朝霧の雪渓を下る登山者」(倶楽部写真展出品作品)
2008年7月24日, 白馬鑓沢雪渓
早朝のガス深い雪渓を慎重に下山中、振り返るとガスの中を下山している登山者の姿が
霧に浮かび上がるような、なんとも幻想的に見えシャタ−に収めた。            

                                                   
題名:「北アルプス夏山風景・・・雷鳥の親子@」−−(3枚組写真)
2008年7月22日,雷鳥沢稜線
絶滅が危惧されている雷鳥、今回の山行では3度親子に出会え個体数が可成り増えているようでした。
    ただ雷鳥の生息地へ登山道が侵入しているのに人間をあまり恐れないのがちょっと心配です。
           
「雷鳥の親子A」                           「雷鳥の親子B」
夏のこの時期、普通数匹の子供を連れている(写真A)。  親はいつも小高い岩の上で周囲を監視しており、
何かあると警戒の鳴き声を発する。子供は素早く親の元へ飛ぶように集まり木陰に隠れる(写真A)      

題名:「轟く花火」
2008年8月3日、 伊豆の国市韮山
打ち上げ場所から至近距離(約300m)での撮影である。噴煙と轟く打ち上げ音の怒迫力を捉えようとした一枚である。
題名:「魚になって・・・水族館」
2008年6月26日 、藤沢片瀬・江ノ島水族館
銀塩フィルムを使用する時代では水族館の撮影は大変難しい題材でした。今回写友とデジカメで水族館撮影に挑戦   
しました。デジカメの場合、幾つかの配慮をすればアマチャでも可成り撮れることが分かりました。これはその一枚です。
 
題名:「空中吸蜜」−−(写真倶楽部入賞作品)
2008年9月13日、 伊豆韮山
咲き誇る花にミツバチが飛び回っている。よく観察するとこのミツバチ、花にけっして留まることなく空中に
留まり器用に蜜を吸っている。 この「空中吸蜜」の様子を羽の躍動感を失わずに撮った一枚である。  

題名:「落日のサザンカ」
2008年11月、 伊豆の国市
赤く燃える夕日をねらってカメラを構えていたが、傍らのサザンカが夕日に輝き美しい。
主役交代でサザンカに注目、可成り暗くなったので補助光を当て撮った
枚である。  
題名:「夏を惜しんで」−−(写真倶楽部入賞作品)
2008年10月13日、 鎌倉・由比ヶ浜海岸
秋の由比ヶ浜海岸、夏を惜しむようにサ−ファ−達が波乗りに興じている。
この夏の終わる静かな情景を逆光条件でまとめた一枚である。       

題名:「相模湾の夕暮れ」
2008年9月22日、 逗子の自宅近くの高台より
夏場は富士山を見渡すようなすっきりした天候になかなか恵まれない。今年も夕日が富士の山陰に入る9月初旬は
全くだめであった。やや富士山から離れているが富士を見渡せる久しぶりの夕日がやってきた。           
題名:「暮秋」−−(写真倶楽部入賞作品)
2008年11月30日、南箱根
晩秋の箱根へ残り紅葉を求めて回った。しかし、紅葉の時期を過ぎ落ち葉紅葉であった。渓流での暮秋の一こまである。
題名:「相模湾残照」
2008年11月23日、 逗子海岸
晩秋の静かな落日、相模湾全体が残照に輝いている。そんな静かな海岸を親子が満足そうにボ−ト引き上げてきた。
題名:「キャンドルに映える家」
2008年12月23日、横浜山手・外交官の家
クリスマス前は町がイルミネ−ションで彩られ華やいでいる。このキャンドルやイルミネ−ションの似合う横浜山手周辺
を回り夜景を楽しんできました。この一枚は、まさにキャンドルの淡い光と良くマッチする「外交官の家」の夜景です
。 



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