1.12 横浜山手の桜花巡り

1.日時 : 2009年4月初旬

2.概要
桜の季節となりました。昨年のこの季節、若い頃親しんだ大岡川沿いと山手を何年ぶり(何十年ぶり?)に訪れ、駆け足で桜巡りをし大きく変わった街並みを楽しみました。 今年はじっくり山手に絞り、桜のある風景をカメラに収めました。
今年は横浜開港150年で、街では数々の行事が行われます。その中でこの山手は横浜の当時の雰囲気を最も残しております。山手の街並みを歩くと、大正から昭和の初期に建てられた旧領事館や当時の貿易商の洋館が点在し、我が国の初もの(テニス発祥の地、初の洋式庭園設置など)が多くあることが分かり、開港当時の様子がうかがい知れます。また、教会、外人墓地、カトリック系の女学校など山手らしい雰囲気が味わえます。昔に比べると少なくなったとは言え、まだ多くの桜があり、この時期は桜花が山手らしい明るい瀟洒な雰囲気に街並みを演出します。
快い散策後、山手の丘を降りれば下は直ぐ元町と中華街、ウインドショッピングや食事が楽しめます

「コ−ス概要」

JR石川町駅−−地蔵坂−−山手イタリア山庭園−−山手本通り−−山手公園−−山手本通り−−外人墓地・元町公園−−−港の見える丘公園−−谷戸坂−−元町・中華街

      * 下にスクロ−ルすると写真がご覧になれます



山手イタリア山庭園「外交官の家」
米国の建築家ガ−デイナ−設計による19世紀ビクトリア様式の重厚な建物、重要文化財指定
なお、現在地のイタリア山庭園は当時の旧山手居留地18番地である
山手イタリア山庭園「ブラフ18番館」
関東大震災(1923年)後に建てられた外国人住宅で平成3年まで使用されていた
瀟洒な「ブラフ18番館」
洋館はシャクナゲが似合います
桜満開−−横浜キリスト教会前
春爛漫−−桜に包まれる「カトリック山手教会」
今年もソメイヨシノ、しだれ桜などよく咲いていた
桜を背に何を祈ろうか−−「カトリック山手教会」
「山手68番館」に通ずるみごとな桜並木
「山手68番館」前の桜の大木
まさに春爛漫−−山手公園の桜
見事な枝振りで咲き誇っていった
日本初の洋式公園・・「山手公園」
横浜居住の外国人専用の公園として明治3年に開園された
花があふれる公園内
公園内のテニス発祥の碑
山手公園開設時に設置され現在も公園内にはテニスコ−トがあり、その伝統が引き継がれている
「ベ−リックホ−ル」の桜
女学校前の桜模様
桜に包まれる「エリスマン邸」前の街並み
花に包まれる家
桜咲く山手本通り
「山手10番館」と桜
桜に包まれる外人墓地1
外人墓地の風景2
外人墓地の風景3
桜の大木も今が満開−−「港の見る丘公園」
ベイブリッジも間近
園内は春爛漫
旧フランス領事館跡の坂を下ると直ぐ元町と中華街
装い新たなマリンタワ−も間近
中華街入り口・・朱雀門


 「1.今月の写真」へ戻る