1.18 2009年私のベスト作品20(写真、陶芸)
(1)概 要
年末ですのでこの一年を振り返り、2009年に撮った写真の中から写真倶楽部での入賞作品や印象深い写真17ショット、手応えのあった陶芸作品3点を選び出し、以下に「2009年私のベスト作品20」としてまとめました。
写真の場合、毎回思い入れを込めて取り組みますが結果は空回りしている場合が多く、まだまだ未熟さを感じております。自然体と思い入れ、この間合いを考えながら来年は取り組みたいと考えております。
陶芸の方は教室に入り三年が経ち、少しずつ自分なりの作陶が出来つつある手応えと楽しさを感じる反面、改めてその奥深さを知り、まだまだあらゆる面で未熟さを感じております。来年も更に精進し、楽しみながら自分なりに手応えを感じる作品作りに取り組んで行く考えです。
* 下にスクロールすると写真がご覧になれます
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作品1. 題名「相模湾好日」・・・・写真倶楽部入賞作品 | ||||
2009年1月、葉山森戸海岸 1月とは思えない暖かな日、富士山をバックにした相模湾には海を楽しむヨットやボートが多数浮かぶ。 典型的な湘南の海の一コマである |
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作品2. 題名「 彩 雲 」 2009年6月、伊豆韮山 |
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澄み切った空に巻積雲が舞う落日風景、突然夕日の上に強く輝く彩雲が現れる、 輝く彩雲と渦巻く雲・・・原始の宇宙空間を思わせる幻想的な風景を望遠レンズで ズームアップして捉えた |
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作品3. 題名 「 私も花見としよう 」 2009年2月、曽我梅林 |
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花見で賑わう梅林の一角、白サギが花見を楽しむかのように歩いているのどかな風景に出会う |
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作品4. 題名 「 妙 技 」 (3枚の組写真) 2009年1月、横浜中華街 |
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春節で賑わう横浜中華街、上海雑伎団の鍛錬された妙技に惜しみ ない拍手が送られる ・・・・・ その一コマを連写し組写真とした |
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作品5. 題名 「阿波踊りの華」・・・・・写真倶楽部入賞作品 2009年7月、 神奈川大和阿波踊り |
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軽快に、しなやかに、そして艶やかに踊る女踊りの演技は見る者を引き込み、まさに絵になるシーンです |
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作品6. 題名 「観音石仏像」 2009年2月、 湯河原「しとどの窟」遺跡 |
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湯河原の山麓にある「しとどの窟」遺跡、昔から庶民の観音信仰の聖地で多くの石仏が安置 されている。見ているだけで安らぐ天女のような観音像に魅せられ思わずシャッターを切った。 (なおこの洞窟は、源頼朝が源氏旗揚げ時の負け戦でこの洞窟に一時逃れ、一命を得たと伝えられている洞窟でもある) |
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作品7. 題名 「 イザー、命中! 」 |
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2009年11月、 逗子海岸流鏑馬 | ||||
鎌倉時代に逗子海岸で流鏑馬が行われていたと言うことから毎年逗子海岸で流鏑馬が 行われています。その人馬一体の勇壮な射手が的を射る姿を捉えた一枚である。 |
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*櫻花巡り・・・・毎年桜の季節は近在の桜の名所へカメラ片手に ”櫻花巡り”をしております。 以下の5枚は今年のベスト桜写真です。 |
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作品8. 題名 「 残照櫻花 」 2009年4月、 逗子市の高台 |
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富士と桜の組み合わせは日本人の好む風景かと思います。私も好きな風景で 毎年撮り続けております。今回は夕日が沈み残照に浮かぶ桜を狙ってみました。 |
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作品9. 題名 「 日本の春 」 2009年4月、 南箱根山麓 |
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富士山と桜、日本の典型的な春の姿を捉えた一枚です | ||||
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作品10. 題名 「 古刹の桜 」 2009年3月、 鎌倉・建長寺 |
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、古刹の大きな屋根に対峙し堂々と咲く大きな山桜、威厳さえ感じさせる古木の桜である | ||||
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作品11. 題名 「 横浜山手の桜 」 2009年4月、横浜山手ユニオン教会 |
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横浜山手はエキゾチックな街並みが今でも残っております。 その代表的な風景の一つユニオン教会、その桜風景が好きで 毎年訪れております。・・・今年は広角レンズで青空と教会を背景に咲き誇る枝垂れ桜と染井吉野を目一杯入れて撮りました。 |
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作品12. 題名 「桜に埋もれる外人墓地」 2009年4月、 横浜山手外人墓地 |
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山手の代表的な風景の一つです。横浜の新しいシンボルMM21を背景に撮ってみました。 |
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*山岳写真・・・・私の写真のテーマの一つに ”山岳写真” があります。 以下の6枚は今年のベスト山岳写真です。 |
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作品13. 題名 「 爽快・秋の稜線 」・・・・写真倶楽部入賞作品 | ||||
2006年10月、 八ヶ岳硫黄岳山頂付近 | ||||
秋の早朝の稜線は壮快である。遠く秩父の山々が秋霞の中に静かに横たわっている。 (なお、この写真は、ポジフィルムで撮り、フィルムスキャナーでデジタル化したものです) |
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作品14. 題名 「 雲舞う穂高の岩峰 」 2009年8月、 蝶ヶ岳山頂 |
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雨と霧に包まれ全く視界が利かない山頂、突如6時頃小屋の窓が明るくなり慌ててカメラ片手に小屋を飛び出す。 眼前に強風に吹かれ雲が舞い上がる穂高の山塊が表れだした・・・・白と黒のモノクロの世界にしばし息を呑む。 |
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作品15. 題名 「 雲舞い上がる槍ヶ岳 」 2009年8月、 蝶ヶ岳山頂 |
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槍沢より次々と雲が舞い上がっては消えて行く | ||||
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作品16. 題名 「穂高・槍山塊の落日」・・・写真倶楽部展覧会出品作品 20009年8月、 蝶ヶ岳山頂 |
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やがて大キレットの窪みに落日し、光と雲と岩峰が織り成す絵巻の エピローグをむかえる。落日後、雲が青空に一段と鮮やかに燃え渡る |
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作品17. 題名 「 夕映え雲騒ぐ常念岳 」 2009年8月、 蝶ヶ岳山頂 |
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赤く染まる夕映え雲が常念岳を照らす | ||||
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作品18. 題名 「雲間に浮かぶ浅間山」・・・・写真倶楽部展覧会出品作品 2009年8月、 蝶ヶ岳山頂 |
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山頂の朝、突然雲間が開き旭日射す浅間山が雲間に現れる。その崇高な姿に息を呑む |
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*陶芸作品・・・まだまだ未熟ですが、今年手応えを感じた作品3点を選んでみました | ||||
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作品19. 題名 「 瑠璃色植木鉢 」 土:黒陶土、 釉薬:瑠璃釉薬ずぶ掛け、 焼成:酸化焼成 |
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植木鉢のため焼成温度をやや低めにして焼成、そのため釉薬がやや溶融不足となった。 この溶融不足が思わぬ独特の色合いと地肌を醸し出し、予期せぬ好結果作品を生んだ。 |
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洋花を入れた上記作品19の瑠璃色植木鉢 山野草などにもマッチしそうである |
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作品番号20. 題名 「青磁呉須山文様抹茶茶碗」(右側)、 「青磁呉須山文様鉢」(左側) 土:もえぎ土、下絵:呉須山文様、釉薬:青磁釉、焼成:還元焼成 |
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長く求めていた透明感のある青磁色がやっと得られた作品です | ||||
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作品番号21. 題名 「 青磁しょう裂紋入壺 」 土:信楽白、成形:壺成形時線刻し成形、釉薬:口縁部・・紅殻と黄瀬戸、全体・・青磁、焼成:還元焼成 |
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陶芸家・松井康政が得意としたひび割れ(しょう裂紋)入壺を摸倣、 自然なひび割れと信楽白土独特の青磁色が得られ、特異な壺が制作できた |