1.22 鎌倉八幡宮の大銀杏
     −−−その後の様子−−−

1.概要
 今年3月10日、八幡宮・御神木の大銀杏が強風によって倒れたとの報道に驚きました(この件は、私のHP「今月の写真、1.20項」を参照下さい)。今でもその再生を願って多くの参拝者が記帳所を訪れていると報道されています。
倒木から約100日経ちました。関係者が懸命に行った再生作業、その後移植台木などがどうなっているか気になり、6月26日八幡宮を訪れてみました。

 驚いたことに根元に残った残根より青々とした新芽が1mほど伸びており、また移植した巨大な台木からも若葉が立っていました。この強い生命力に驚かされました。訪れている参拝者もいちように安堵しているようでした。大銀杏のDNAを引き継いた幼苗、これが2代目大銀杏になるにはこれから何十年、何百年かかると思います。世の中の変化を見ながら元気に育って欲しいものです。


  * 下にスクロールすると写真がご覧になれます

写真1.  倒れた御神木の根付け作業が直ぐに行われた
(2010年3月18日撮影)
写真2.    根付けした大銀杏から新芽が元気よく芽吹いている
(2010年6月26日撮影)
写真3.     倒れた大銀杏より切り出し移植した4mの台木からも新芽
写真4.     大銀杏が残した残根より元気よく新芽
これで大銀杏のDNAが保たれ、関係者はひとまず安堵しているでしょう





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