1.35 ダイヤモンド富士風景(1)
1.概要
三浦半島沿いの逗子・葉山地区では、相模湾越しに大きな富士山を眺めることが出来ます。特に春と夏の二回、富士山山頂に日が沈む落日ドラマ、いわゆるダイヤモンド富士風景が眺められます。逗子から葉山、横須賀と毎日観測点を移動すると約10日程度このドラマを追うことが出来ます。そのため多くのカメラ愛好家が近在より集まり、思い思いの場所でこれを狙い楽しみます。
私も家の近くの高台からこれを狙います。しかし、春は春霞が発生し、箱根の山々に雲が発生することが多くまだ綺麗な落日風景が撮れておりません。特に今年は例年と違い寒さが長引き冬型の気圧配置となっており、寒気の影響で夕方雲が発生する変動の多い気候です。そこで今年は予定日の前後1日の3日間を狙い、今年こそはと撮ってみました。
*下へスクロールすると写真がご覧になれます
1.第1日目 撮影場所:逗子の丘陵 やや寒い真冬のような冬晴れの上天気、この時期に発生する春霞も無く富士山がよく見渡せる絶好の撮影日よりでした |
![]() |
写真1: 落日2分前 |
![]() |
写真2: 落日1分前 |
![]() |
写真3: 落日45秒前 |
![]() |
写真4: 落日15秒前 |
![]() |
写真5: 落日です |
![]() |
写真6: 落日1分30秒後 |
![]() |
写真7: 落日20分後 雲のないあまりにも上天気であったため写真的にはやや面白さに欠けた落日風景となりました。 しかし、落日後の冬空特有の空のグラデェイエーションは素晴らしいです。 |
−−−−−−−−−−−− |
2.第2日目 撮影場所:逗子の丘陵 本日が富士山頂に落日する日、しかし夕方より大きな雷雲が箱根の山々を覆いはじめ富士山容は現れませんでした |
![]() |
写真8: 雷雲に覆われる箱根連山 |