1.65 2015年秋の展示会出品作品
     −−−写真作品編−−−

 

1.概要

秋も深まり、芸術の秋になりました。街のあちこちで展覧会が開催されているようです。私も趣味で実施している写真と陶芸の倶楽部が毎年展覧会を秋に実施いたします。本格的に始めてまだどちらも9年足らずで、出来上がった作品を自己満足で悦にしたっているレベルです。しかし、一年に一度展覧会に仲間と出品するというのはいい意味で刺激になり、創作意欲をかき立てるきっかけになります。今年もこの秋の写真倶楽部の展覧会に、作品3点を出品致しました。
今年は約600名の方々にお出でいただき、熱心に見ていただきました。いろいろ有益なご感想も頂きましたので次のレベルアップにつなげていきたいと考えております。 また、この機会に疎遠がちの知人・友人の方々にお会いできるのも展覧会のもう一つの楽しみです。 ご多忙のなかを遠路ご来場いただいた方々にお礼申し上げます。
 以下に出品の概要を記します。


2.開催場所
  (1)写真展・・・「第16回フォトクラブ・ベアーズ写真展」
    ・日 時: 2015年10月13日(火)〜10月18日(日)、10時〜17時
    ・場 所: 鎌倉生涯学習センター地下ギャラリー(鎌倉駅東口前2分)


    * 下へスクロールすると出品作品の写真がご覧になれます

   

3.展覧会会場の様子
   ・作品総展示数:59点、 総来場者数:約600名


4.出品作品
 
以下の三点(テーマ作品1点、自由作品2点・・内1点は組写真)を出品致しました。

 
(1).テーマ作品「出会い」
    
 作品名:「雷雨やんで
           ・撮影場所:西穂高岳稜線、 作品サイズ:4PW、デジタル撮影

撮影者コメント
夕方、穂高の山々の夕景を撮るため西穂稜線の丸山付近まで登る予定にしていました。しかし4時頃よりガスに包まれ雷雨に遭い断念しました。小雨の中、周辺の花を撮っていましたところ天候急回復してきました。夏山の夕景は刻々と変化しドラマチックでした。

    

  (2).自由作品1
     作品名:「相模湾熱照」

         ・ 撮影場所: 逗子・桜山丘陵、  作品サイズ:A3ノビ
デジタル撮影             

撮影者コメント
天候が不安定なとき、自然はいつもと違った思わぬ状景を見せてくれることがあります。夏の暑いこの日、午後から雷雲が発生し変わりやすい天候でした。夕方自宅で窓外を眺めると西空がいつもと違って赤々と染まり始めました。慌ててカメラ片手に撮影ポイントへ駆け参じました。そして日没後、相模湾の雲と海が刻々と赤く染まり変わりゆく異様な夕照ドラマを見ることができました。


 (3).自由作品2
     作品名:「雷鳥親子の会話」
・・・4枚組写真
         ・ 撮影場所: 白馬岳稜線、  作品サイズ:
 4PW、4枚組、 デジタル撮影        

組写真:その1
   親鳥 「人間に近づいてはいけないよ」  
子鳥 「うん、分かった  」
組写真:その2
子鳥 「でも僕、人間に興味あるな」
組写真:その3
子鳥1 「 やっぱり怖そう、 逃げようと   」 
子鳥2 「兄貴待って・・、置いてきぼりにしないでよ」
組写真:その4
子鳥 「ああ怖かった 」  親鳥「もう大丈夫だよ」 
親鳥 「クオ-、 人間よ、あまり近づかないで ! 」
撮影者コメント
白馬岳稜線は雷鳥坂の地名があるように雷鳥が多く生息しています。毎回この山域で子供を従えた雷鳥一家に遭遇し、疲れを忘れ見とれます。しかし警戒心が強くなかなか良い写真は撮れません。今回は山頂近くの岩稜で子連れの雷鳥一家に遭遇しました。どうもこの人間を恐れない親雷鳥、登山者の多い稜線は天敵が近づかないと逆手に考えている知恵もののようです。何枚か撮り、じっくり写真を見てみると、雷鳥親子の振るまいが全く人間の親子の会話と同じようでした。



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