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198.湘南の海夕景
 
ーーー2019年・逗子葉山の落日風景---

1.概要
三浦半島沿いの逗子・葉山地区では、相模湾越しに大きな富士山を眺めることが出来ます。特に春と夏の二回、富士山山頂に日が沈む落日ドラマ、いわゆるダイヤモンド富士風景が眺められます。逗子から葉山、横須賀と毎日観測点を移動すると約10日程度このドラマを追うことが出来ます。そのため多くの写真愛好家が近在より集まり、思い思いの場所でこれを狙い楽しみます。

富士が眺められる湘南の海の夕景色は色々変化があり写真の題材として魅力的です。特にダイヤモンド富士前後の逗子・葉山からの落日風景は思わぬ変化があり、私も家の近くの高台から毎年これを狙います。今年は三月になり気温が高く雨が少なかったため花粉やPM2.5などにより例年より春霞が多く発生しました。富士山は霞み、江ノ島までが霞む日が多くありました。特に今年は花粉が多く、花粉粒子の散乱屈折現象により太陽の周りに花粉光環が発生する日が多くありました。花粉症の人にとっては辛い年でありましたが花粉の置き土産の思わぬ景色を楽しみました。例年と違った気候状況ですがこれがまた予想外の景色を呈します。
私の経験では晴天より天候の悪いときの方が予期せぬサプライズのある情景に出会いドラマのある写真が生まれます。毎年同じ場所でも違った写真になり、これが魅力で今年も撮ってみました。
皆さまも一度散歩がてらに夕日をじっくり眺めてみて下さい。きっと新たな発見があります。

2.撮影条件
 (1)日 時  :2019年3月から4月
 (2)撮影場所:逗子・葉山の丘陵・海岸
 

    *下へスクロールすると写真がご覧になれます

A.花粉光環
 今年は花粉の多量発生年、花粉症の薬を飲みつつその置き土産「花粉光環」を楽しみました
 
写真1: 花粉光環・・その1(逗子丘陵)
 
 写真2: 爽快富士(写真1の翌朝)
 花粉光環が強く発生した翌日の朝、富士の山容は爽快でした
 
写真3:  花粉光環・・その2(逗子丘陵)
 
 写真4: 花粉光環・・その3(逗子丘陵)
 
 写真5: 花粉光環・・その4(逗子丘陵)
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B.ダイヤモンド富士
 
 写真6: ダイヤモンド富士(逗子丘陵)
 
 写真7: ダイヤモンド富士・・その2(葉山・真名瀬海岸)
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C.光芒落日 
 
写真8:  光芒落日(その1)
 
 写真9: 光芒落日(その2)・・(葉山・真名瀬海岸)
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D.赤照落日 
 
 写真10: 赤照落日(その1)・・(葉山・真名瀬海岸)
 
写真11:   赤照落日(その2)
 
 
写真12:   赤照落日(その3)
 
写真13:   赤照落日(その4)
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写真14:4月の降雪・・(4月11日)
 寒の戻りで箱根・丹沢連山は降雪がありました

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