2.3 逗子海岸の流鏑馬
(1)日時・場所: 2007年11月18日、 逗子市の海岸
(2)概要
  鎌倉八幡宮で行われる流鏑馬は有名ですが、神奈川県下では小田原、三浦、寒川、逗子でも行われております。当逗子での流鏑馬は歴史的にも由来があります。鎌倉幕府の記録書「吾妻鏡」によれば2代将軍源頼家が小壺海岸(地形的に見ると当時の小壺は逗子海岸と推定)で弓馬の達人を集め「笠懸」を行ったとの記述があります。「流鏑馬」は形式を重んじますが「笠懸」はより実戦的で標的なども多彩なものが用いられ、関東武士が好んで行ったようです。この由来から逗子海岸で毎年実施されております。
今回はあいにく台風並みの強風のため流鏑馬形式のセットが出来ず笠懸方式で行われました。しかし騎馬演者にとってはむしろ伸び伸びと演じられたように思います。騎馬演者は武田流弓馬道の皆さんです。

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奉行役
奉行が天と地に弓を引く祭事「天長地久の式」
武者行列・・・土地柄米国関係者も参加し国際色豊か
武田流の騎馬演者
海岸は大荒れの中実施された
海岸一杯を使い勇壮な絵巻を展開
笠懸方式で行われたので標的は杉板を使用
いざ、 標的命中!
演じられた武田流弓馬道の皆さん・・・女性騎士も加わり勇壮で華やか
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