2.4大磯海岸の左義長
(1)日時・場所 : 2008年1月14日、 大磯海岸
(2)概要
  大磯町の海岸で毎年夜に行われる新春のイベント「左義長」を見学し、写真に収めた。この大磯の左義長は江戸時代より行われており、その歴史と規模の大きさから現在では国の重要無形民族文化財に指定されています。
左義長は地方によっていろいろな呼び方がされているようですが、神奈川県では、セエトバライ、どんど焼き、だんご焼きなどと呼ばれており、広く各地で行われております。私は子供の頃にだんご焼きと呼び、母親が作ってくれた色とりどりの団子を柳の枝に通し、これを神社で焼く、この「だんご焼き」の祭事を楽しみにしていたことを懐かしく思い出します。
大磯の左義長は夜7時に10m以上に積み上げられたサイト(斎灯)と呼ばれる9基の円錐状の藁山に一斉に火が入れられる大規模なものです。(大磯の左義長は厄払いの祭事としてこの他に褌姿の男衆が手作りのそりを引き海に入る「ヤンナゴッコ」と言う祭事が行われている。今回は見学しなかった。)
*下にスクロ−ルすると写真がご覧になれます
藁と竹、松で作られたサイト
旧年中に使っていた神棚の飾りやダルマ、正月飾
りなどが取り付けられる・・・・・・10m以上と大型
何を託されたかダルマ達の面々
午後7時に7基のサイトに一斉に点火される
海岸一杯に各サイトが燃え上がり壮観である
遠く相模湾の各地からこの火が遠望できる
集まった人たちが長い竹竿に付けた団子を焼き始める
火の粉をあびながら
焼きそびれたダルマ・・・” 俺、焼かれたくないよ ” と言っているようで哀れ
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