2.14 鎌倉初夏6月の風景

1.日時: 2009年6月8日〜20日

2.概要
 6月の梅雨時前、 鎌倉の古刹は何所も紫陽花などの初夏の花々が咲き、生き生きとした風景を見せてくれます。この初夏の風情を求め近郊から多くの人たちが訪れます。そのため、日中などゆっくりと写真など撮れない状況です。 しかし、有名な古刹を避け、時を選び、足で稼げばまだまだ静かな風景に出会い、新しい発見もあります。
 また、この時期から材木座の五所神社の例祭を皮切りに鎌倉の地区ごとの夏の例祭が始まります。祭りから鎌倉に伝わる庶民の伝統の一端を垣間見ることもでき、鎌倉歩きの楽しみの一つです。
今回、カメラ片手に6月の鎌倉を周遊し、花を中心にカメラに収めました。

(1)東慶寺

早朝の東慶寺山門前
古木と紫陽花
がよく似合います
参道わきの紫陽花
庭には花菖蒲が咲き誇る
この庭はいつも季節の花を楽しませてくれます
崖に咲く岩タバコの花々
今年もよく咲いてくれました
岩ガラミ
仏殿裏手の崖にあり、この時期のみ公開される
(注: 岩に絡みつくように伸び、”ツルデマリ”に似ているが花びらのガクが一枚なので区別できる)
岩タバコに囲まれて
(2).明月院
境内の紫陽花
紫陽花寺として有名になりすぎ、この時期は避けたいところ
明月院の紫陽花
(3).安国論寺
参道入り口の紫陽花
日蓮の「立正安国論」で有名ですが、この時期訪れる人は少ない
安国論寺境内の紫陽花
(4).妙本寺
山門わきの紫陽花
参道の雰囲気が好きで、年何回か訪れます
”我が家は古刹”・・・静かなひととき
(5)五所神社例祭で賑わう材木座界隈
材木座界隈は祭り一色
祭りを楽しむ多くの人たち
古式の白丁烏帽子姿の担ぎ手の皆さん
他の2基の御輿は、海に近い材木座らしく威勢がよい装束で対比が面白い
御輿の海上渡御
祭りのクライマックス・・・・材木座らしい威勢の良さが存分に感じられる
(6).浄智寺
山門前の紫陽花
鎌倉の古刹は何所も山門前に紫陽花があります
至福の一杯
美しい庭を眺めながら、住職よりお茶を頂く至福の時
蝶の舞う庭の花々
花に彩られれる古刹の庭
タイサンボク
夏ツバキ
色とりどりのカラ−
(7).葛原岡・大仏ハイキングコ−ス沿い
ヤマユリの群生地
よく手入れされた雑木林にヤマユリが群生している
伊豆・箱根の山々では7月下旬から8月上旬に開花、鎌倉は開花が早い
見事なヤマユリ
また来年もと、鎌倉を歩く楽しみが増えました
(8).佐助稲荷
紫陽花と赤い鳥居の対比が綺麗
紫陽花と青苔の緑が一段と増す
青ごけ
(9).銭洗弁財天
庭木の少ない敷地に一本の紫陽花
(10).海蔵寺
夏の花、萩が咲き出した山門前
いつも季節の花が咲いている庭
庭の一角は花菖蒲が咲き誇る
本殿入り口
いつも綺麗な本殿裏手の庭
一段と映える庭の紫陽花
夏間近を感じさせる陽射しが眩しい










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