2.25 鎌倉古寺桜巡り(2011年)


1.日時:2011年4月10日
 巡回場所(お寺): 光明寺---長勝寺---安国論寺---妙本寺---鶴岡八幡宮

2.概要
 このところ大地震、原発事故など経験したことのない痛ましい出来事が続き、気分が重い日々を過ごしました。しかしあまり萎縮した生活では今後の復興に差し障りがあるのではと考え、気分転換を兼ね昔の同僚と鎌倉の桜巡りをし、祖国安泰を祈願してきました。
鎌倉の中ではあまり人出が多くなく、しかし桜のお寺として知られている材木座-大町界隈の古刹を訪ねました。ちょうど桜の見頃であり、今年は桃や海棠などと咲き頃が重なり、よい桜巡りが出来ました。

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写真1 : 光明寺山門(三門)
鎌倉に現存する最大の門です(1847年再建)
光明寺は浄土宗の関東総本山です
写真2 : 光明寺本堂(大殿)
現存する木造の古建築では鎌倉一の大堂です
(1698年再建、その後何度か震災に会い修復と伝えられている)
写真3 :  光明寺境内の古木の桜
境内には桜が多くこの時期は華やかです 
写真4 : 光明寺山門と桜
写真5 : 光明寺本堂脇の枯山水の庭と桜
写真6 : 長勝寺本殿(帝釈堂)前の桜
日蓮宗のお寺です
写真7 : 長勝寺本殿前の日蓮上人像と桜
この日蓮上人像は高村光雲(高村光太郎の父)作です。
上野の西郷像も光雲作で、どこか似ているようです
写真8 : 長勝寺本殿前の仁王像と桜
写真9 : 長勝寺本殿前の参道
この時期いろいろの花に包まれる
写真10 : 安国論寺山門前
日蓮(39才、1260年)が北条時頼に建白した「立正安国論」を書いたお寺として有名です
写真11 : 安国論寺山門
写真12 : 安国論寺境内
写真13 : 安国論寺境内
写真14 : 安国論寺本殿前の花々
写真15 : 妙本寺
日蓮宗のお寺です
ここに昔館を構えた比企一族が北条氏の術策にはまり滅亡、その菩提を弔うために建てられたお寺
写真16 : 妙本寺本殿前の海棠
この海棠は長谷の光則寺の海棠とともに有名です
写真17 : 妙本寺本殿前の桜
この本殿横に悲劇の比企一族のお墓があります
写真18 : 段葛入り口の二の鳥居
写真19 : 花見客で賑わう段葛・三の鳥居前
写真20 : 源氏池の桜
今年の桜は綺麗でした
写真21 : 源氏池三ツ島の桜
写真22 : 本殿脇に力強く再生する大銀杏の幼木
昨年3月10日に倒れ約一年経過、残根(右)と移植幹(左)両方から力強く幼木が芽出した
写真22 : 段葛の桜
震災後鎌倉はひっそりとしていましたが、久々の賑わいでした

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