2.29  初夏の海を彩る花火
           −−2012年逗子市花火大会−−

1.日 時: 2012年6月2日
  場 所: 逗子海岸
・・・打ち上げ台船より約300mの護岸

2.概要
昨年は大震災のため花火大会は中止になるところが多く、逗子も中止になりました。市民の要望が強く、今年は実施されることになりましたが災害時の避難と警備上の問題から海岸に海の家が設置される前の6月に開催となりました。昔から夏場の浴衣姿で花火見物という風景からすると少々違和感を感じます。
私は例年、花火大会は自宅近くの高台より団扇片手にのんびりと見物してきました。しかし、一昨年打ちあげ場近くの海岸でその迫力ある打ちあげを見物し、また違った花火の魅力を発見しました。特に打ち上場近くの海岸での花火見物は、打ちあげ時の胸に響く裂音と硝煙、海面に映し出される彩り、これらが一体となってその花火の造形美が作られていることに気づき、花火の魅力が倍加しました。今年はこの醍醐味を写真で少しでも引き出し記録できればと考え、打ちあげ場近くの護岸にカメラと三脚を携え情景を撮りました。さてどの程度魅力が引き出せましたか・・・・?。



    *下へスクロールすると写真がご覧になれます

写真1:    逗子湾の夕暮れ
3隻の打ち上げ台船が湾中央に浮かびスタンバイ風もない穏やかな海面である
写真2:  夜空と海面を染める風景
7時45分打ち上げ開始
写真3:  夜空と海面を染める風景
今年は珍しく風が弱く、きれいな花火図形が描かれる
写真4:   夜空と海面を染める風景
写真5:   夜空と海面を染める風景
海面を染める揺らぎが美しい。轟音と硝煙と海面の彩り、これが近場で見る醍醐味です
写真6:  夜空と海面を染める風景
台船から伸びる光の軌跡、これも新たな発見です
写真7:   夜空と海面を染める風景
海面の彩りと一体となり美しい造形美を作り出しています
写真8: 夜空と海面を染める風景
写真9:   夜空と海面を染める風景
3台船からの共演で、花火3兄弟
写真10: 夜空と海面を染める風景
写真11:   夜空と海面を染める風景
今年は風がないため連続打ちあげ時は煙が滞留しやや不鮮明になってしまう
写真12:  夜空と海面を染める風景
フィナーレのスターマインが大きな轟音とともに打ち上げられ、海面を明々と照らす。
今年はうまく露光調整ができ花火を分解し捉えることが出来ました

湘南海岸のトップをきって実施された逗子の花火、何の事故もなく8時30分打ちあげ終了。 今年も十分堪能できました。  関係者に感謝、感謝です。



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