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241. 2014年湘南桜巡り

         −−−鎌倉の古刹と、山笑う逗子・葉山の丘陵−−−        

1.概 要
 今年は例年にない冬の寒さで春の訪れがやや遅れ鎌倉の桜も見頃が4月にずれ込みまし。今か今かと待ちこがれ、早速カメラ片手に古刹巡りをしました。例年通りきれいな桜花巡りが出来ました。

早春の逗子・葉山の丘陵はまさに山笑う季節(注1)です。芽吹き始める早春、”桜山”の地名が示すように周りの山々が色とりどりの山桜色に染まります。一本一本の山桜(注2)がその存在感を主張するかのように個性豊かな彩りで咲き競います。山桜の魅力はなんと言っても一本一本の個性豊かな色合いと、咲き始めから日々徐々に変化して行く色調変化かと思います。
実はこの桜山に長く住みながらこの山桜の魅力に気づいたのは4年ほど前です。桜の園芸種ソメイヨシノと比較すると日本画と油絵の違いのように感じます。今年もこの山桜に少し踏み込み撮ってみました。

注1:歳時記によりますと北宋の画家の「春山澹冶にして笑うが如し」からきており、春の山の明るい感じを言うと記しています。
注2:ヤマザクラという名称は桜の固有種の学名です。ここで使う山桜は山に咲く桜種(ヤマザクラ、オオシマザクラ、オオヤマザクラ、ウバヒガンザクラ、マメザクラなど)の総称として使っています。

2.日 時・場 所
  (1)日 時: 2013年4月初旬〜中旬

  (2)場 所:
    A. 鎌倉、藤沢片瀬の古刹・・巡回した古刹
       ・ 4月2日 : 円覚寺−−浄妙寺−−建長寺−−八幡宮−−妙本寺
       ・ 4月10日: 片瀬・常立寺−−片瀬・龍口寺−−腰越・満福時−−極楽寺−−虚空蔵堂−−光則時
    B.逗子・葉山の丘陵
      ・自宅近くの逗子桜山地区及び葉山町長柄地区の丘陵


    *下へスクロールすると写真がご覧になれます


A.鎌倉・片瀬の古刹と桜
写真1:  門前の桜 (円覚寺)
写真2:   門前の桜 (浄智寺)
写真3:  門前の桜 (建長寺)
写真4:  桜に包まれて (建長寺山門)
ちょうど桜が満開で山門への参道は桜のトンネルを歩く趣でした
写真5:  法堂脇の山桜(建長寺)
正面の山桜の大樹、私が選ぶ鎌倉銘木の1本です。今回は少し咲き頃を過ぎていました。この山桜の大樹、まだ寒々とした早春に咲きだし、法堂に負けずその存在感を示します。
写真6:  法堂脇の山桜(建長寺)
写真7:   法堂天上画・雲龍図(建長寺)
鎌倉に住んでいました日本画家小泉淳作の筆による雲龍図です。なかなか迫力があります。
写真8:  源氏池の桜(鶴岡八幡宮)
今年はやや咲ぶりがよくないです
写真9:  春爛漫(源氏池ボタン庭園側より)
写真10:春爛漫(源氏池ボタン庭園側より)
和服が似合うご婦人に後ろ姿を撮らしてもらいました。鎌倉散歩は和服姿が似合います。
写真11:  艶やかに桜と咲き競うボタン(源氏池ボタン庭園側より)
写真12:  池面も春の彩り(源氏池ボタン庭園側より)
写真13:  池面も春の彩り(源氏池ボタン庭園側より)
写真14: 春爛漫 (妙本寺)
今年は桜と海棠の花が同時に咲き見頃でした
写真15:  春爛漫の境内(妙本寺)
写真16: 春爛漫 (片瀬・常立寺)
オオシマザクラ系の白花大樹が咲き誇っていました
写真17:  春爛漫 (片瀬・龍口寺)
寺院の屋根の色と桜の花がよく調和してます
写真18:  狛犬笑う季節(虚空蔵堂)
この狛犬像、山笑う季節を満喫しているようでした
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B.山笑う逗子・葉山の丘陵
写真19: 早春、まっさきに咲き出す白木蓮と山桜(3月28日)
写真20:  山桜咲く丘陵と富士
写真21:  色づく桜山丘陵(4月1日)
春霞の中、山々が色とりどりに色づきます。まさに山笑う季節です
写真22:   街路も桜トンネル
写真23:  丘陵の山道も一気に春モード
写真24:  日々色づき増す丘陵
写真25:  青空に大きく咲き競う山桜
丘陵に足を踏み入れればまさに春の息吹一杯です
写真26:  色とりどりの山桜(1)
写真27:  色とりどりの山桜(2)
写真28:  色とりどりの山桜(3)
1本1本個性豊かな山桜、これが魅力です
写真29:  色とりどりの山桜(4)
写真30:  個性豊かな色合いに染まる丘陵(1)
写真31: 個性豊かな色合いに染まる丘陵(2)
写真32:  夕日を浴びて色合います丘陵(1)・・(4月5日)
写真33:   夕日を浴びて色合います丘陵(2)

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