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2.45 新春の湘南富士見景色
  −−−2015年新春−−−

1.日 時: 2015年1月3日、12日(夕景撮影)
  場 所: 逗子・葉山の富士ビュ−ポイント


2.概要
 新春の富士見巡り、これはここ数年続けており私の新年の仕事始めになった感があります。元旦は家族と鎌倉八幡宮の初詣後、少し足を伸ばし大塔の宮の鎌倉宮で正式参拝し、その後鎌倉の変わりゆく街並みをゆっくりと散策します。そして2日以降は天気がよければ近場の逗子・葉山の富士ビューポイントをカメラ片手に廻る・・これが新年の活動はじめです。今年もこの通り実施しましたが元旦の初詣は後半かなりの雪降りに見舞われ鎌倉宮の正式参拝は中止になってしまい一般参拝になってしまいました。
逗子・葉山の富士ビューポイント巡りは毎年同じような場所から富士の山容をファインダー越しに覗いているのですが毎年新鮮な気分で撮っております。やはり富士山の山容は別格のようです。今年の正月3日は雲一つない晴天が一日中続き、例年より雪が多い山容はことのほか綺麗でした。また今年は葉山の海岸より夕暮れから薄暮時の富士夕景も撮ってみました。薄暮時の長時間露光による富士山容は肉眼で見ることが出来ないショットであり、その画面が気象条件や海面状況によって変わるため意外性のある写真が楽しめます。

    *下へスクロールすると写真がご覧になれます



写真1: 逗子桜山丘陵よりの富士見景色
自宅近くのこの丘陵で富士の山容を確認して富士見巡りに出発します。今日(1月3日)は上天気で期待が膨らみます。
写真2:参考資料:昭和25年頃の桜山丘陵よりの富士見景色
逗子市観光協会が出している「逗子八景・・・桜山の晴嵐」の写真です。現在とだいぶ違っていますね。

(注)逗子八景について
「逗子八景」のそもそもの起源は大正15年に出版された山崎白堂著「逗子八景:葉山の史跡」に掲載されたものかと思います。この書に記された八景は観光協会の現在の八景とはだいぶ異なります。例えば、桜山は「桜山暮雪」、晴嵐は「岩殿晴嵐」です。現在のものを「新逗子八景」とでも言った方がよいように思います。
写真3:  逗子海岸渚橋よりの富士見景色
田越川河口のこの位置からの富士景色は私の好きな好きなポイントです。夕景も綺麗です。
写真4:  逗子海岸よりの富士見景色
湘南の海を舞台とした「太陽の季節」の芥川賞受賞50周年を記念して2005年に建てられました。岡本太郎の「若い太陽」のオブジェと石原慎太郎の文字が刻まれています。
写真5:  葉山港からの富士見景色
写真6:  葉山港赤灯台よりの富士見景色
写真7:   葉山清浄寺前海岸よりの富士見景色
写真8:  軽やかに舞う海鵜(葉山清浄寺前海岸)
写真9:  森戸海岸の富士見景色
写真10: 葉山森戸神社前の富士見景色
写真11: 葉山森戸神社前の富士見景色
葉山には裕次郎に係わるものが多い。裕次郎記念碑横よりの展望です。
写真12: 葉山森戸神社前の富士見景色(2)
写真13:  葉山真名瀬よりの富士見景色
裕次郎灯台(正式名称:葉山灯台)と名島(龍宮が祀られている)越しの富士見景色はいつ見てもすばらしい夕景もまた綺麗です。
写真14:  葉山真名瀬漁港よりの富士見景色
写真15:  葉山芝崎海岸より伊豆大島遠望
大島が間近に遠望できます
写真16:   葉山芝崎海岸よりの富士見景色
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夕暮れ・薄暮の富士見景色
冬の晴れわたった海岸での夕暮れ時の富士見景色は空の青色から水平線のオレンジまでのグラデーションが富士の山容を包み込み非常に綺麗です。また日没後の薄暮時(日没後1時間以内)の長時間露光による撮影は空のグラデーションが海面に映りこみ肉眼で見ることが出来ない景色を演出してくれます。
写真17:   森戸・名島の夕景
写真18:  森戸海岸の富士見夕景色
日没直前、斜光によってほんのり赤味に染まります
写真19:  森戸海岸の富士見夕景色
写真20:   薄暮の富士見景色(葉山清浄寺前海岸)
5秒露光、日没28分後の撮影です
写真21:    薄暮の富士見景色(葉山清浄寺前海岸)
15秒露光、日没35分後の撮影です
写真22:    薄暮の葉山沖(葉山清浄寺前海岸)
30秒露光、日没40分後の撮影です海面が一部青く染まっています
写真23:    薄暮の富士見景色(葉山清浄寺前海岸)
空のグラデーション状況、波の高低などにより海面の色は変化します
写真24:    薄暮の富士見景色(葉山清浄寺前海岸)
15秒露光、日没42分後の撮影です




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