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2.50 寒の荒行・成満祭
   −−鎌倉長勝寺・大国祷会・巖修--

1.概要

如月(2月)は一年で最も寒い時期ですが、今年は暖冬で雪もなく比較的穏やかな冬です。しかし2月に入りますと寒さが厳しくなってきました。そんな如月ですので家に閉じこもりがちになりますが、この月は最も冬らしい景色が見られ、またあちこちに春到来のシグナルが見られる楽しい季節です。この時期鎌倉ではいろいろのイヴェントがあります。古刹・長勝寺での寒中修行者の荒修行もその一つです。

2.日時、撮影場所
 (1).日 時: 2月11日
 (2).場 所: ・鎌倉・長勝寺境内・・・大国祷会成満祭
           

   * 下へスクロールすると写真がご覧になれます



1.大国祷会・成満祭
100日間の荒行を続けてきた修行僧がこの日長勝寺で最後の水行を行い満願を果たす成満祭です修行僧が各の寺に帰る帰山式の意味が込められております。

*撮影の狙い:写真では、修行僧にとって寒の中に行われる最後の厳粛な荒水行、その厳しさ、力強さ、美しさをダイナミックに捉えられればとシャターを切りました。
写真1: 修行僧を待つ清らかな水を満たす水行場
水桶には「一道清浄、如蓮在水」と書かれている
写真2:  老師に先導され修行僧入場
多くの支援者、参拝者の中を入場
写真3: 祈り
髭面の精悍な風貌から100日の荒行の様子がうかがえます
写真4: 祈り(2)
写真5:  寒の荒行(1)
写真6: 寒の荒行(2)
最後の荒行に挑む修行僧は「行者」の風格が漂っています
写真7:  寒の荒行(3)
満面浄水の桶を振り上げる
写真8: 寒の荒行(4)
写真9: 寒の荒行(5)
水桶を全身を込めて頭上に振りかざす一連の動作は荒行の極みで、ダイナミックであると共に美しいです
写真10: 寒の荒行(6)
写真11: 寒の荒行(7)
写真12: 寒の荒行(8)
写真13: 寒の荒行(9)
写真14: 寒の荒行(10)
写真15: 多くの支援者、参拝者で賑わう境内
成満祭に立ち会った支援者、参拝者は皆元気をもらったようです。

お礼:最後に、この厳粛な成満祭をアマチャカメラマンへ公開していただきましたこと、長勝寺、及び関係者にお礼申し上げます。
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2.付録:
 
季節の生け花(自宅)
2月上旬の生け花 2月下旬の生け花


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