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270. 2019年湘南桜巡り

         ---鎌倉古刹の桜、山笑う逗子・葉山の山桜---        
         

1.概 要
 毎年この桜の季節には近在の桜の名所へカメラ片手に桜巡りをします。今年は3月に入り気温上昇が続き例年より大幅に早く開花宣言が出ました。待ちに待った開花情報をもとに毎年行く鎌倉の古刹巡りをしました。しかし下旬から花冷えが続き開花の進行は大幅に遅れ、また木々により咲き具合が異なるなど、満開を求め3回ほど古刹巡りをしてしまいました。今年は段葛の修理時に植えた若木の桜も大きくなり彩りがましていました。しかし桜以外の草木は芽吹きが例年と違い少々戸惑っているようでした。

早春の逗子・葉山の丘陵はまさに山笑う季節(注1)です。芽吹き始める早春、逗子では”桜山”の地名が示すように周りの山々が色とりどりの山桜色に染まります。一本一本の山桜(注2)がその存在感を主張するかのように個性豊かな彩りで咲き競います。山桜の魅力はなんと言っても一本一本の個性豊かな色合いと、咲き始めから日々徐々に変化して行く色調変化かと思います。
実はこの逗子桜山に長く住みながらこの山桜の魅力に気づいたのはリタイア後です。桜の園芸種ソメイヨシノと比較すると日本画と油絵の違いのように感じます。今年もこの山桜を撮ってみました。


注1:歳時記によりますと北宋の画家の「春山澹冶にして笑うが如し」からきており、春の山の明るい感じを言うと記しています。
注2:ヤマザクラという名称は桜の固有種の学名です。ここで使う山桜は山に咲く桜種(ヤマザクラ、オオシマザクラ、オオヤマザクラ、ウバヒガンザクラ、マメザクラなど)の総称として使っています。

2.日 時・場 所
  (1)日 時: 2019年3月中旬~下旬

  (2)場 所:
    A. 鎌倉の古刹巡り
       
・円覚寺、浄智寺、長勝寺、八幡宮、妙本寺、建長寺 
    B.逗子・葉山の丘陵
      ・自宅近くの逗子桜山地区及び葉山町長柄地区の丘陵

   
    *下へスクロールすると写真がご覧になれます

1.古刹・春の息吹 
 鎌倉の古刹には門前や境内に桜が数多く植えられています。また境内には私の銘木があり、これらの木々を辿るのも楽しいものです。
 
写真1: 門前の桜 (浄智寺)
 
 
 写真2: 凜と咲くハクモクレン(円覚寺・仏日庵)
 
写真3:  雅な玄関飾り(円覚寺・如意庵)
 
 
写真4: 門前の桜 (円覚寺)  
 
 
 写真5: 早春の彩り諸葛采 (横須賀線扇ガ谷トンネル付近)
 電車の車窓からいち早く春の息吹を感じさせます
 
 写真6: 桜守 (長勝寺)
 
写真7: 待ち焦がれた春 (長勝寺)
 
 
 写真8: 競演・海棠と桜 (妙本寺)
 
 写真9:  艶やかな海棠(妙本寺)
 
 写真10: 段葛の桜並木
 
 
 写真11: 艶やかな春牡丹(八幡宮牡丹園)
 
写真12:  八幡宮源氏池の桜
 
 写真13: 八幡宮源氏池の桜(2)
 
 写真14: 八幡宮源氏池の桜(3)
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2.逗子・葉山丘陵の山桜 
 この時期、逗子葉山の丘陵は地名「桜山」が示すごとく色とりどりの山桜が咲き競います。まさに山笑う季節です今年は気温の上下が激しかったためか山桜も木々により咲きぐあいにばらつきがあります。
 
写真15:  逗子葉山丘陵の山桜
 春霞と山桜、なかなか趣があります
 
写真16:  逗子葉山丘陵の山桜(2)
 
写真17:  逗子葉山丘陵の山桜(3)
 
 
 写真18: 逗子葉山丘陵の山桜(4)
 晴れた日は油絵のごとく個性豊かな彩りを主張する山桜、これも魅力です
 
写真19:  逗子葉山丘陵の山桜(5)
個性豊かな彩り 
 
 写真20: 逗子葉山丘陵の山桜(6)
 
写真21:  個性豊かな山桜
 
写真22:  個性豊かな山桜
 
写真23:  青空に映える山桜
 
 写真24: 青空に映える山桜(2)
 
 写真25: 青空に映える山桜(3)
 
写真26:  青空に映える山桜(4)
山桜を見上げるとまさに春の息吹を感じます 
 
写真27: 山桜と富士のある風景
 

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