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298. 2024年湘南桜巡り

         ---鎌倉古刹の桜、山笑う逗子・葉山の山桜---        
         

1.概 要
 毎年この桜の季節には近在の桜の名所へカメラ片手に桜巡りをします。今年は、3月に入り気温が低い日が続き、ソメイヨシノは例年より大幅に開花が遅れました。待ちに待った開花情報をもとに毎年鎌倉の古刹巡りを致します。しかし今年は咲き具合が木々によって異なり、戸惑いました。今年は段葛の若木も大きくなり、華やかな彩りが一段と増しました。特に今年は桜以外の草木の芽吹きが進み、桜と競うかのごとくそれぞれ彩りが増し、まさに春の息吹を感じる桜巡りでした。

早春の逗子・葉山の丘陵はまさに山笑う季節(注1)です。芽吹き始める早春、逗子では”桜山”の地名が示すように周りの山々が色とりどりの山桜色に染まります。一本一本の山桜(注2)がその存在感を主張するかのように個性豊かな彩りで咲き競います。山桜の魅力はなんと言っても一本一本の個性豊かな色合いと、咲き始めから日々徐々に変化して行く色調変化かと思います。
実はこの逗子桜山に長く住みながらこの山桜の魅力に気づいたのはリタイア後です。桜の園芸種ソメイヨシノと比較すると日本画と油絵の違いのように感じます。またこの山桜、春霞の曇天時と晴天時に様相は一変し、水彩画と油絵のように変わります。今年もこの山桜を撮ってみました。


注1:歳時記によりますと北宋の画家の「春山澹冶にして笑うが如し」からきており、春の山の明るい感じを言うと記しています。
注2:ヤマザクラという名称は桜の固有種の学名です。ここで使う山桜は山に咲く桜種(ヤマザクラ、オオシマザクラ、オオヤマザクラ、ウバヒガンザクラ、マメザクラなど)の総称として使っています。

2.日 時・場 所
  (1)日 時: 2024年4月初旬

  (2)場 所:
    A. 鎌倉の古刹巡り
       
・円覚寺、浄智寺、鎌倉八幡宮、妙本寺、本覚寺
    B.逗子・葉山の丘陵
      ・自宅近くの逗子桜山地区及び葉山町長柄地区の丘陵

   
    *下へスクロールすると写真がご覧になれます



1.古刹の桜・・・春の息吹  
 
写真1: 春の息吹(円覚寺山門 
 
 
写真2: 春の息吹(円覚寺総門
 
 
写真3: 春の息吹(浄智寺の枝垂れ桜)    
 
 
写真4: 春の息吹(八幡宮源氏池)   
 
 
写真5: 春の息吹(八幡宮源氏池)  
 
 
写真6: 春の息吹(八幡宮源氏池牡丹園)  
 
 
写真7: 春の息吹(八幡宮源氏池)  
 
 
写真8: 春の息吹( 段葛の桜)  
 
 
写真9: 春の息吹  (本覚寺枝垂れ桜)   
 
 
写真10: 春の息吹 (比企氏ゆかりの妙本寺)   
 
 
写真11: 春の息吹  (比企氏ゆかりの妙本寺)   
 
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2.逗子・葉山丘陵の山桜   
この時期、逗子葉山の丘陵は地名「桜山」が示すごとく色とりどりの山桜が咲き競います。まさに山笑う季節です今年は気温の上下が激しかったためか山桜も木々により咲きぐあいにばらつきがあります。周りの木々の新緑が鮮やかで山桜と競演です。  
 
 
写真12: 山笑う逗子・葉山の丘陵  
 
 
写真13:  山笑う逗子・葉山の丘陵 (山桜と新緑鮮やかな木々の競演) 
 
 
写真14:  山笑う逗子・葉山の丘陵 (山桜と新緑鮮やかな木々の競演)  
 
 
写真15:  山笑う逗子・葉山の丘陵 (咲きほこるオオシマザクラ系山桜)  
 
 
写真16:  山笑う逗子・葉山の丘陵 (山桜と春霞漂う湘南の海)  
 
 
写真17:  山笑う逗子・葉山の丘陵 (山桜と春霞漂う湘南の海)   
 
 
写真18:  山笑う逗子・葉山の丘陵(山桜と春霞漂う湘南の海夕照)   
 
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3.季節の生花 
 
 
 写真19: 4月初旬の生花
 


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