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2.99 
初夏の海を彩る光絵巻
    
--2024年逗子花火大会--

1.日 時: 2024年5月30日
  天 候: 晴れ、海風弱く視界は良好
  撮影場所: 逗子桜山の丘陵
・・・打ち上げ台船より約1km、海抜約120m

2.概要
毎年湘南のトップを切って開催されてきた逗子の花火大会、市の財政難より開催が危ぶまれていましたが多くの関係者の支援と理解により5月末に開催となりました。
私は例年、花火大会は自宅近くの高台より団扇片手にのんびりと見物してきました。しかし、数年前打ちあげ場近くの海岸でその迫力ある打ちあげを見物し、違った花火の魅力を発見しました。特に打ち上場近くの海岸での花火見物は、打ちあげ時の胸に響く裂音と硝煙、明々と海面に映し出される彩り、頭上に降り注ぐ火焔、これらが一体となってその花火の造形美が作られていることに気づき、花火の魅力が倍加しました。そこで毎年打ち上げ場近くの護岸より空を見上げるような仰望撮影をしてきました。
そして今年は写真として少し違った魅力を引き出すため花火を目線でとらえる高さよりの俯瞰撮影を試みました。湘南の海で行われル花火大会であるので江ノ島など周囲の情景を出来るだけ入れ込み、また俯瞰撮影ならではの違った景色を少しでも引き出し記録できればと考え、海抜120mの丘陵上にカメラと三脚を携え光絵巻を撮りました。違った情景を引き出すことが出来ましたでしょうか。

近年の花火は、花火師の火薬調合技術の進歩と打ち上げの電気制御技術の使用により花火を光の空間演出レベルまで引き上げており、観る人に大きな感動を与えています。花火は色も輝度も形状も動的に変化しており、その花火の空間演出が我々見物者に感動を与えているものと思われます。
しかし花火の発色は基本的には金属元素
の炎色反応であり、個々の発光物資の配合・配置によって花火の微細な色彩変化が演色されるように組み立てられています。観る人はそれを無意識に感じとっているものと思われます。そこで今年は特に花火の色に着目し、その光条が流れ落ちる一瞬を切り撮って、その微細な炎色表現の一端を覗いてみました。
  
*注:厳密にはその他に分子発光や高温発光などあり、それらが組み合わされています

さて今年はどの程度花火の奥深い魅力と湘南の情景を引き出すことが出来ましたか・・・・?。 以下ご覧下さい。



    *下へスクロールすると写真がご覧になれます


1.湘南の海夜景 
 逗子湾から鎌倉沖・江ノ島浮かぶ湘南の海
 
写真1:打ち上げを待つ 逗子湾  
 右手に江ノ島を望む湘南の海です
 
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2.湘南の夜空を彩る光絵巻    
2.1 江ノ島浮かぶ湘南の海を彩る光絵巻   
 
写真2: 湘南の海を彩る光絵巻・・打ち上げ開始  
湘南の海へ高々と打ち上げられる 
 
写真3: 湘南の海を彩る光絵巻(2) 
 
 
写真4: 湘南の海を彩る光絵巻(3) 
 
 
写真5: 湘南の海を彩る光絵巻(4) 
 
 
写真6: 湘南の海を彩る光絵巻(5) 
 
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2.1 花火の繊細な炎色模様を切り撮る   
 
写真7: 繊細華麗な彩り(1) 
 
 
写真8: 繊細華麗な彩り(2)   
 
 
写真9: 繊細華麗な彩り(2)  
 
 
写真10: 繊細華麗な彩り(3)  
 
 
写真11: 繊細華麗な彩り(4)  
 
 
写真12: 繊細華麗な彩り(5)  
 
 
写真13: 繊細華麗な彩り(6)  
 
 
写真14: 繊細華麗な彩り(7)  
 
 
写真15: 繊細華麗な彩り(8)  
 
 
写真16: 繊細華麗な彩り(9)  
 
 
写真17:  フィナーレ  

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