3.21 2014年夏山写真紀行−−盛夏の剣岳・立山三山を撮る−−
1.日 時: 2014年8月4日〜6日
2.概 要
毎年行っている夏の北アルプス山行、今年は趣味の写真撮影を目的とした山行としました。アルプスらしい高山の展望が利き、朝夕の山並みを撮ることが出来る場所、ということから過去何回か行ったことがある立山周辺を選びました。単独行で気ままに歩き、じっくり別山周辺から朝夕の剣岳や後立山連峰の山々を撮影する計画を立てました。
しかしながら立山稜線上の天候は台風12号崩れの低気圧と日本海にある前線の影響で予報が大きく外れました。もともと晴れていても風の強い立山稜線ですが、この2日間はガスに包まれ小雨混じりの強風が吹き荒れ、全く視界が利かず写真撮影が出来ない天候状況でした。山小屋で1日粘りましたが天候回復が見込めないため今回は中止を決断、下山しました。このような状況でしたので以下に掲載する写真は稜線へ登る途中に撮ったスナップ写真が中心です。
山の写真撮影は無理は禁物、安全第一であり、機会を見て再挑戦したいと考えております。
「コ−ス概要」
第T日目:
・室堂タ−ミナル−−−ミクリガ池−−−雷鳥平(雷鳥沢ヒュッテ)
第2日目
雷鳥平2256m−−−雷鳥沢−−−新室堂乗越−−−別山乗越(剣御前小屋)2740m
*別山乗越稜線は終日ガスと強風が吹き抜け周囲の山々は全く見えない。
第3日目
別山乗越(剣御前小屋)2740m−−−新室堂乗越−−−雷鳥沢−−−室堂
*朝から小雨混じりの強雨で登山者もほとんどが下山へ。8時中止し下山決定。
* 下へスクロールすると写真がご覧になれます
(1).室堂−−雷鳥平−−別山乗越へ
1.第1日目:室堂平−−雷鳥平 | ||
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写真1: みくりが池 | ||
晴れていれば池面に立山稜線が映し出される。 今日はガスに覆われ見えない |
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写真2: ガス漂う室堂 | ||
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写真3: 雷鳥平のテント場 | ||
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写真4: 地獄谷 | ||
ガス噴出が多いだめ散策路は閉鎖中 | ||
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2.第2日目:雷鳥平−−別山乗越 | ||
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写真5: 早朝の雷鳥平 | ||
今日も稜線は雲に覆われている | ||
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写真6: 稜線を目指す登山者 | ||
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写真7: 登山道脇の花々 (ハクサンイチゲ) |
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写真8:ハクサンイチゲ群落を行く登山者 | ||
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写真9: 室堂を見下ろす | ||
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写真10: ガスの切れ間に | ||
正面が別山乗越、左手奥が剣岳草月尾根 | ||
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写真11: 刻々流れるガス | ||
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写真12: 花の中で一休み | ||
今回家庭菜園で収穫したミニトマトを持参、山中での味は格別である | ||
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写真13: 雷鳥の出迎え | ||
なかなかスマートでまだ若鶏のようだ | ||
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写真14: 山稜の花々(1) | ||
強風を避け御前山南面で高速シャッター使用して撮影、 | ||
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写真15: ガス湧く雪渓を行く登山者 | ||
剱沢方面へ | ||
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写真16: 山稜の花々(2) | ||
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写真17: 山稜の花々(3) | ||
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写真18: 山稜の花々(4) | ||
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写真19: 山稜の花々(5) | ||
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写真20: 悪天候を行く | ||
小雨混じりの強風の中、下山する登山者 | ||
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写真21: 雷鳥沢を下山する登山者 | ||
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写真22: 山稜を行く登山者 | ||
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写真23: 雷鳥平は穏やか | ||
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4.特別編 | ||
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写真24: 豪快な黒部第4ダムの放水 | ||
日射さず虹の撮影ができず残念 | ||
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写真25: 静寂黒部湖 | ||
*感謝
悪天候で計画変更を余儀なくされましたが今回も無事怪我もなく下山できました。これもお世話になりました山小屋の関係者、同宿の皆さんのお陰です。 感謝、感謝です。
とりわけ単独行で来られ偶然同宿された同年代の山好きの皆さん、その語らいはまさに脈が通ずる楽しい一時でした。 お礼申し上げます。