4.2 庭の花々(4月〜5月)

春の陽光が強くなり春本番を迎える。庭の木々や草花は一斉に芽吹き、花々を咲き始め、我が家の庭の最も華やかに彩られる季節である。多少寒暖の差によりずれることがあっても必ずほぼ一定の時期に咲き始め、植物の生体リズムの正確さに驚かされる。
また期待していたその花付きは昨年の天候の影響や手入れや剪定の善し悪しなどで変わり、毎年いろいろなことを教えられる。しかし庭いじりの最も楽しい時期である。 以下に幾つかに分けてサムネイル形式で掲載する。


 
         * 各写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます

(1).4月上旬に咲く花々
   桜の便りとともに咲き始める花々です


一歳桜
盆栽種


テルモモ
立性で性質は剛健

ミツバアケビ
可憐な花、雌雄同株で先端部に小さな雄花、基部に大きな雌花を付ける。秋に実が採れるか期待

クロモジ



タチツボスミレ



鉢植えの花々も
一斉に咲き出す



芝桜
昨年の暑さのためか今年は咲きが良くない

西洋シャクナゲ
早咲き種、寒さに比較的強い



(2).ツツジ、サツキ類
  4月のツツジ、5月の皐月と庭の主役として楽しませてくれる。昨年やや深く剪定したため今年の花数は少なく迫力には欠けた咲きぶりであった。


ツツジ1

ツツジ2
大紫

ツツジ3
久留米
ツツジ4
霧島種

つつじ5
霧島種

ツツジ6
山ツツジ種
サツキ1

サツキ2
白富士
盆栽仕立て

サツキ3
サツキ4

サツキ5

サツキ6

サツキ7
盆栽仕立て



(3).クレマチスなど

  昔からテッセン、クレマチスは、赤紫系の端正な咲きぶりが好きでいろいろ植えている。最近は各国のテッセンやカザグ ルマなどと交配した園芸種が多く出回っており、驚くほど色や花形が豊富でつい購入したくなる。下はその園芸種である。


クレマチス1
パテンス系

クレマチス2
フロリダ系

クレマチス3
パテンス系

オリエンタルユリ


(4).フェンスを彩る花々
   この時期フェンスが花々により目一杯華やかに彩られる。


タッタナデシコ
(ダイアンサス)
暑さ寒さ乾燥に強いが湿気には弱い。ハンギングやグランドカバ−に適し、葉も鑑賞価値あり、繁殖力強い

コレオプシス
今年は見事な咲きぶりであった




ディモルホセカ






ディモルホセカ






マツバギク
まだ咲き始め、これから夏場に見事なハンギング状に咲きほこり鮮やか。地植は越冬するが寒さにはやや弱く樹性弱まる

コンボルス・サバティウス(ブル−カ−ペット)

ペンステモン
可憐な咲きぶり


(5).その他の花々


コデマリ
日陰がちで栽培条件悪いが今年はよく咲いた

名称不詳
球根種、ツリガネソウのように咲く

キエビネ
今年も木陰でひっそりと咲いている

マ−ガレット

クンシラン(ミニアタ)
(ウケザキクンシラン)
あまり手入れをしてないが今年も見事な花、霜除けすれば戸外でも越冬する

名称不詳

ポリアンツム
(ハゴロモジャスミン)
強い芳香のある花

クリサンセマム
一年草の耐寒菊

花菖蒲

名称不詳
球根種、春になると他の草花をかき分け咲き始める。葉は短期間で枯れる

ミヤコワスレ
(ピンク)

ミヤコワスレ(紫)
性質は強く、毎年株が大きくなっている

ミヤコワスレ(白)


シャガ
繁殖力が強く邪魔もの扱いしがちですが群生咲きはきれい

四季咲きミニバラ


四季咲きミニバラ

アブティロンの一種
熱帯から温帯の品種であるが越冬し、周年咲き続ける。年何回か氷が張る地域は越冬は無理

ヤマブキ

ヤマブキ(八重)

花菖蒲

シラン(紫蘭)
清楚な風情がいい
調べてみると日本原産の野生ランである

モッコウバラ




モッコウバラ

イチゴ
植え放しの株から毎年花が咲き実がなる


鉢植えの花々



(6).付録(プランタ−入れの製作)
  プラスチックのプランタ−が全盛であるがどうも味気ない。そこで杉の丸太をチエンソウで切り抜きプランタ−入れを製作した。車庫の前に置いているので移動が必要となる。この程度の大きさでもかなり重く、一人で持ち上げる限界である。そこで下に車輪が取り付け移動の手助けとしている。

 


杉丸太のプランタ−
入れの製作


4.庭の花々