4.7 庭の花々(2月、3月)

2月になると日に日に陽光が強くなり春間近が感じられるようになります。沈丁花の蕾が日に日に大きくなり春到来を告げます。それを合図とするかのようにヒマラヤユキノシタの花が勢いをまし、ユキヤナギの白花、ミモザの黄花が咲き始め、3月に入ると次々と春の花が咲き庭が彩りをましてきます。
今年は2月下旬から3月中旬が暖かく、そのまま雪が積もることなく春到来となりました。そのためいつもの年なら屋外で枯れてしまうヒョウタン池のホテイアオイやベゴニアも青さを残し越冬しています。温暖化の影響は植物にも少なからず影響を与えているようです。




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1.春を待ちかねて咲く花々.
沈丁花、ヒマラヤユキノシタ、ミモザ、雪ヤナギなどが春を待ちかねたように咲き出せば春間近である。花冷えの下でも春が近いことを知らせてくれる。

ミモザ ヒマラヤユキノシタ ジンチョウゲ クロモジ クロモジ
別名:フサアカシヤ
2月末から3月中旬
まで咲く
別名:ベルゲニア
沈丁花、寒さの中蕾が
日一日と大きくなり春
到来を告げる花
3月から4月初めま
で咲続ける春を告げ
る貴重な花
次々と咲き続け、花
期が長い
ユキヤナギ レンギョウ レンギョウ アセビ(馬酔木)
春到来を告げる花
沈丁花、ユキヤナギと
ともに春一番の花
3月なのに見事に咲
いている
コブシ コブシ タチツボスミレ 三つ葉アケビ 三つ葉アケビ
木蓮などとともに春
一番を告げる庭木花
可憐な白バナ
今年は早く咲き始めた
雌雄同株で先端に
雄株、基部に雌株を
持つ
昨年は残念ながら
実を持たなかった
ハナニラ ハナニラ類似花 ヒヤシンス スイセン(黄花) スイセン(白バナ)
ツツジ(富士娘) 椎茸 椎茸 テルモモ
シャクナゲのような
早咲きツツジ
今年は2月から芽を出
しはじめた。その年の
気温に可成り忠実に影
響される
春と秋の2回新鮮な味
覚を楽しめる。今年で
種植えから3年目、あ
と1年は収穫できそう。
今年は暖冬のため
か3月下旬から咲き
出した


2.冬の主役として庭を彩る椿
椿は冬の庭木の主役である。また鳥たちも貴重な蜜を吸うため飛来し、花を啄んでいる。

椿−1(太神楽) 椿−2 椿−3(紅荒獅子) 椿−4 椿−4(乙女)
花期は1月から3月
、メジロ、ヒヨドリなどが
飛来し花を啄む。
12月より咲き出し花
期が長く楽しめる
約直経10cmの大
輪種、今年は数多く
咲いた。
椿−5 椿−5 椿−6



3.鉢植えの花々
冬の間庭や玄関を彩るプランタ−の花々も3月になると一層彩りをまし鮮やかに咲き誇ります。


マ−ガレットの一種 鉢植えの花々 パンジ− 丸太のプランタ−の花々
葉ボタンも春到来で
大きく背を伸ばし始
めた


4.冬越しする植物たち
今年は一度も雪が積もることなく、また池の水も凍ることが確か一度ほどと暖冬であった。そのため屋外に置いたベコニアや、ヒョウタン池と火鉢のメダカ池のホテイアオイも枯れずに越冬している。この温暖化は環境変化に敏感な身近のものに変化を与えているようである。

ホテイアオイ ホテイアオイ
ひょうたん池の金魚
とホテイアオイ
黒メダカが泳ぐ火鉢
、火鉢は水が傷まず
長持ちする。
メジロたちのよい水
浴び場と水飲み場に
なっている

5.庭に飛来する鳥たち
昨年11月、飛来する鳥たちのためにバ−ドテ−ブルを設置した。初め驚いていたが餌につられて直ぐ慣れてしまい、今では毎日催促されるようになった。観察すると鳥たちの性格や、相性があり面白い。
今年はお馴染みの雀ファミリ−に混じってツグミ夫婦が来るようになった。

キジバト ツグミ ヒヨドリ メジロ
仲良く2羽でやって
来る。エサは何でも
食べる雑食性。猫に
襲われないか心配。
雀一家に混じって仲
良くエサを啄んでい
る。ホオジロに似て
いるがツグミのよう
である。
性質荒く、餌台を荒
らしてしまうやっかい
鳥。
毎年やって来るが、
同じメジロかどうか
見分けがつかない。





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