42.1 2010年春・夏野菜

1.準備編 : 元肥、畝立て、種まき

市民農園と言うことから前年までの畑の履歴がはっきりしません。そのため素人には土を見ただけ触れただけでは土の肥よく土や酸度など判別できないためある程度定型的な準備を進めることにしました
(1)酸度測定と調整
 定型通りに土をサンプリングしphを測定してみました。おお昔、化学の実験でやった方式を思い出しながらやりましたが、やや分かりづらい測定です。おおよそph6.0〜6.5程度、やや酸性にあることが判明しました。そこで全面苦土石灰を散布し耕しました。(写真13)
(2)元肥、畝立て
 作付け品種を想定した畝立て部に元肥として堆肥、化成肥料など鍬込み畝立てをしました。(写真14)

(3)種まき
株数の多い葉菜類や根菜類は種から株を育てることにし、直まきを行いました。直まきの場合、鳥の被害があるようですので同時にポットまきも実施しました。(写真15,写真16)

写真11 市民農園全景 写真12 今回私が借用した区画 写真13  4月中旬
この菜園は南側が開け日当たりがよい 苦土石灰を散布し酸度調整
写真14  4月中旬畝立て 写真15   ポットへ種まき 写真16 直まき(4月21日)
堆肥、化成肥料など入れ畝立て実施 早いものは約1週間で発芽 約1週間で発芽


2.苗植え付け
作付け株数の少ないものは苗を購入し植え付けしました。前年までの作付け履歴が良くわからないため連作障害も予想されますが今回は無視し植え付けることにしました。ただ初めてですので連作障害や病気に強い接ぎ木苗と自主苗を混ぜて発育状況を観察することにしました。

写真21 トマト、ナス、ピーマン 写真22 ミニカボチャの植え付け 写真23  スイカ
黒マルチ使用 鞍畝に白マルチ使用 畝に防草シート敷き詰め
写真24 キュウリ、ウリ類 写真25 菜園の状況
黒マルチ使用 半分植え終わり、菜園らしくなってきました


3.各野菜の生育状況
今後各野菜の生育状況を追い、無事収穫するまでを園芸日誌風に記録してみたいと思います。

 
「4.2 野菜づくり」へ戻る