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266. 2018年湘南桜巡り

         ---鎌倉古刹の桜、山笑う逗子・葉山の山桜---        
         

1.概 要
 毎年この桜の季節には近在の桜の名所へカメラ片手に桜巡りをします。今年は3月に入り気温上昇が続き例年より大幅に早く開花宣言が出ました。待ちに待った開花情報をもとに毎年行く鎌倉の古刹巡りをしました。今年は段葛の修理時に植えた若木の桜も大きくなり彩りがましていました。しかし桜以外の草木は芽吹きが例年と違い少々戸惑っているようでした。

早春の逗子・葉山の丘陵はまさに山笑う季節(注1)です。芽吹き始める早春、”桜山”の地名が示すように周りの山々が色とりどりの山桜色に染まります。一本一本の山桜(注2)がその存在感を主張するかのように個性豊かな彩りで咲き競います。山桜の魅力はなんと言っても一本一本の個性豊かな色合いと、咲き始めから日々徐々に変化して行く色調変化かと思います。
実はこの逗子桜山に長く住みながらこの山桜の魅力に気づいたのは8年ほど前です。桜の園芸種ソメイヨシノと比較すると日本画と油絵の違いのように感じます。今年もこの山桜を撮ってみました。


注1:歳時記によりますと北宋の画家の「春山澹冶にして笑うが如し」からきており、春の山の明るい感じを言うと記しています。
注2:ヤマザクラという名称は桜の固有種の学名です。ここで使う山桜は山に咲く桜種(ヤマザクラ、オオシマザクラ、オオヤマザクラ、ウバヒガンザクラ、マメザクラなど)の総称として使っています。

2.日 時・場 所
  (1)日 時: 2018年3月中旬~下旬

  (2)場 所:
    A. 鎌倉の古刹巡り
       
・円覚寺、浄智寺、建長寺、八幡宮、妙隆寺、本覚寺、妙本寺、 
    B.逗子・葉山の丘陵
      ・自宅近くの逗子桜山地区及び葉山町長柄地区の丘陵

   
    *下へスクロールすると写真がご覧になれます



A.鎌倉古刹の桜
鎌倉の古刹には門前や境内に桜が数多く植えられています。これを辿るのも楽しいものです。
写真1: 門前の桜(円覚寺・山門)
写真2: 門前のシダレ桜(浄智寺)
写真3: 春の息吹(浄智寺横)
写真4: 門前の桜(建長寺・三門)
写真5:古刹の桜(建長寺・仏殿)
写真6: 古刹春爛漫(建長寺・法堂横)
写真7:建長寺・法堂天上画「雲龍図」・・小泉淳作画
写真8: 八幡宮源氏池の桜
写真9: 八幡宮源氏池の桜(2)
写真10:桜と牡丹競演(八幡宮牡丹園)
写真11: 艶やかな春牡丹(八幡宮牡丹園)
写真12: 清楚な春牡丹(八幡宮牡丹園)
写真13: 段葛の桜並木
写真14: 門前の桜と海棠(妙隆寺)
写真15: 夕日に映える枝垂れ桜(本覚寺)
写真16: 海棠と桜(妙本寺)
写真17: 艶やかな海棠(妙本寺)
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B.逗子・葉山の丘陵に咲く山桜
この時期、逗子葉山の丘陵は地名「桜山」が示すごとく色とりどりの山桜が咲き競います。まさに山笑う季節です今年は気温上昇が続きましたので山桜も木々により咲きぐあいにばらつきがあります。
写真18: 逗子葉山丘陵の山桜
春霞と山桜、なかなか趣があります
写真19: 逗子葉山丘陵の山桜(2)
写真20: 逗子葉山丘陵の山桜(3)
個性豊かな彩りが魅力です
写真21: 逗子葉山丘陵の山桜(4)
写真22:逗子葉山丘陵の山桜(5)
青空に映える山桜
写真23:逗子葉山丘陵の山桜(6)
写真24: 逗子葉山丘陵の山桜(7)
山桜を見上げるとまさに春の息吹を感じます
写真25: 桜と富士のある風景(逗子丘陵)
静かな春霞み漂う夕景
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C.附録: 季節の生け花
写真26: 四月上旬の生け花(自宅)



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