3.20 晩秋の大和路を歩く(3)
2.日時・コース
・日時:2013年11月29日
・場所・行程:
午前中に東大寺境内と興福寺、午後に「斑鳩の里」を法隆寺−法輪寺ー法起寺−藤ノ木古墳 と巡り歩くやや欲張った行程です。時間的な制約から斑鳩の里はレンタサイクルを使い廻りました。
*下へスクロールすると写真がご覧になれます
1.東大寺 | |
天害門−−戒壇堂−−二月堂−−法華堂−−大仏殿−−南大門−−興福寺・国宝館へ | |
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写真1: 早朝の大仏池 | |
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写真2: 晩秋の東大寺境内(1) | |
早朝の境内は鹿の楽園です | |
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写真3: 晩秋の東大寺境内(2) | |
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写真4: 晩秋の東大寺境内(3) | |
朝のスキンシップ | |
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写真5: 晩秋の東大寺境内(4)・・・持宝院から二月堂への道 | |
司馬遼太郎が好んで通った二月堂への石畳の道、秋の風情一杯の道です。 | |
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写真6: 晩秋の東大寺境内(5)・・・持宝院から二月堂への道 | |
この筑地塀に囲まれたなだらかな坂道を上りきると二月堂です(二月堂方面より見下ろす) | |
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写真7: 二月堂 | |
長い伝統をかたくなに守り毎年3月に行われている春を呼ぶ修二会(お水取り)で有名です。この欄干を駆け巡るお松明の行は幻想的です。 | |
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写真8: 堂々と威厳のある鐘楼 | |
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写真9: 晩秋の東大寺境内(6)・・大仏殿秋彩 | |
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写真10: 晩秋の東大寺境内(7) | |
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写真11: 大仏殿(東大寺金堂・国宝) | |
創建以来兵火に遭って焼失、今の建物は江戸時代に建て直された三度目のものです。創建時に比べ横幅が三分の二縮小されていますが、それでも世界一の木造建築物です。近くに来るとやはり大きいです。 | |
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写真12: 大仏様 | |
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写真13: 広目天像(四天王の一人) | |
大仏の左右に配置されている四天王の一体、北西隅に安置されている。江戸時代の復興像である。四天王のうち二体のみ完成、他の二体は未完成で頭部のみ完成し本堂内に安置されている。 | |
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写真14: 晩秋の東大寺境内(8)・・鏡池付近 | |
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写真15: 興福寺東金堂と五重塔 | |
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2.斑鳩の里 | |
聖徳太子ゆかりの 法隆寺−法輪寺ー法起寺、そして藤ノ木古墳へ | |
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写真16: 西院伽藍前 | |
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写真17: 広大な法隆寺境内 | |
長々と続く土塀が歴史を感じさせます | |
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写真18: 法隆寺秋彩(1) | |
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写真19: 金堂 (国宝) | |
日本最古の木造建築物、内部は一層だが外観は二層で完成後補強と内部保護のため庇を付けているので三層に見える。本尊は、聖徳太子が病に伏したとき妃らが平癒を祈って作らせたと言われている釈迦三尊像です。 | |
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写真20: 極楽浄土の光(五重塔・国宝)
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写真21: 法隆寺廻廊秋彩(1) | |
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写真22: 法隆寺廻廊秋彩(2) | |
建築史を学問として確立した伊藤忠太は、法隆寺の柱が中ほどが膨らんだギリシャの神殿と同じ形状であることに気づき明治26年に論文を発表してます。この出来事は当時建築を西洋に学んだ日本人建築家たちが自国の建築に誇りを持っきっかけを作ったといわれております。 | |
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写真23: 夢殿 (国宝) | |
聖徳太子の宮殿・斑鳩宮の跡地に建てられた東院伽藍の中核である夢殿、太子を偲ぶために創建されました。名称は、聖徳太子がこの堂で仏の夢を見たという後生の伝説によります。内部に聖徳太子の姿を等身大で写したと伝わる秘仏・救世観音立像(国宝)が安置されています。 | |
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写真24: 斑鳩秋景(法輪寺) | |
聖徳太子ゆかりの斑鳩の里、のどかな田園風景の中に古刹が点在しています。法隆寺から田園の中北へ約1kmにある法輪寺、三重塔はこの秋の田園風景によく溶け込んでいます。 聖徳太子の病気平癒を祈って子の山背大兄王が創建しました。多くの仏像が安置されております。 |
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写真25: 斑鳩秋景(法起寺) | |
法輪寺の東約1km田園を進むと美しい三重塔の法起寺があります。聖徳太子の遺言で、かって太子が法華経の講義をした場所に建てられました。三重塔は現存する三重塔の中では最古(創建705年)で国宝に指定されております。 | |