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3.30 2019年夏山写真紀行
   
--盛夏の栂池自然園・白馬大池・小蓮華山稜線を撮る--

1.日 時: 20019年7月31日~8月3日


2.概 要
 毎年行っている夏の北アルプス山行、今年は趣味の写真撮影を目的とした山行としました。アルプスらしい高山の展望が利き、朝夕の山並みを撮ることが出来る場所、ということから白馬岳稜線と雲上の池・白馬大池周辺を選び、単独行で気ままに歩いてきました。このコースは過去何回か行っており、撮影ポイントが数多くあります。そこで今回も白馬大池で2泊とり、じっくり周辺を撮る計画としました。
 
今年は梅雨明けが遅くやっと7月末に行くことが出来ました。まだ天候が安定しないため朝夕は好天でも山陵は早くからガスが沸き展望の利く稜線歩きとは行きませんでした。しかし久しぶりのアルプスに広がる満点の空の輝きや予想外のサプライズな夕焼けなどに遭遇でき、私にとっては至福の時間とも言うべきよい写真山行を楽しむことが出来ました。
 今回の山行写真で皆さんにどれだけ山の雰囲気をお伝えできるか分かりませんが以下に各行程での写真を掲載致します。



<コース概要>

  ・第1日目: 栂池高原・・・(栂池ゴンドラ・ロープウエイ)・・・栂池自然園前・栂池ヒュッテ泊===自然園内の花々撮影
 
・第2日目:早朝に自然園より明け行く白馬三山の山並みを撮影、その後栂池自然園登山口(1861m)---天狗原---乗鞍岳(2436m)---白馬大池山荘(泊)(2366m)==(白馬大池周辺撮影)
 
・第3日目: 早朝星空撮影と明け行く白馬大池撮影、その後白馬大池山荘(2366m)--雷鳥坂--小蓮華山(2769m)--(稜線撮影)--白  馬大池、 夕暮れの白馬大池周辺撮影、 白馬大池山荘泊
 
・第4日目: 早朝の白馬大池周辺撮影後、 白馬大池--天狗の庭--蓮華温泉へ下山


なお、今回と同じコースを2017年に行っており、コース詳細やそのときの写真などを下記に載せております

  2017年夏山写真紀行--盛夏の栂池自然園・白馬大池・小蓮華山稜線を撮る--

* 下へスクロールすると写真がご覧になれます

(1)栂池自然園: 早朝の「明け行く白馬三山」を撮る


A.自然園の花々 
 
 写真1.1:自然園の花々(1)
 
 写真1.2: 自然園の花々(2)
 
 写真1.3: 自然園の花々(3)
 
 写真1.4: 自然園の花々(4)
 ---***---
B.明け行く白馬三山 
 
 写真1.5: 月明かりに浮かぶ星天の白馬山塊
 
 写真1.6: 夜明けを待つ薄明の白馬三山
 
 
 写真1.8:  陽光射す自然園
 
 写真1.10:  陽光射す自然園(3)


(2)白馬大池山荘へ(栂池自然園--天狗原--乗鞍岳--白馬大池)
  白馬大池山荘への一般登山路は栂池高原側と蓮華温泉側の2つがあります。現在はロープウエイがあり栂池自然園経由で短時間で山荘まで登れる栂池高原側を利用する人が多いようです。私は若いときより栂池高原をスキーなどで利用しているため今回の山行では登りは慣れ親しんだ栂池側を使用し、下山路に蓮華温泉側を利用しました。

 
 
 写真2.1: 天狗原の池塘
目指す乗鞍岳斜面の大きな雪渓が眩しい 
 
 写真2.2: 乗鞍岳直下の雪渓を登る登山者
 写真2.3: 登山道脇の雷鳥(メス)
 人を恐れない・・・外敵が登山道には近づかないことを知っている知恵鳥か?
 
 写真2.4: 登山道脇の雷鳥(メス)
 荒れた登山道は絶好の砂浴び場である
 
  写真2.5:乗鞍岳東端部より眺める白馬大池
 写真2.6: ガス舞う大池
 


(3)雲上の池「白馬大池」を撮る(白馬大池・雷鳥坂周辺の朝景、夕景、星空)
白馬大池、綺麗な山上湖です。しかし今までの登山時は栂池自然園から白馬岳まで一気に登ることが多く、白馬大池は休憩ポイントでした。この気になっていた白馬大池、2年前から白馬大池山荘に2泊し、朝夕の情景や満天の星空をじっくり撮っております。

A.大池朝景 
 
写真3.1: 夜明けを待つ黎明の大池
 
写真3.2:  静かな日の出・・・(8月1日)
 
---***--- 
 B.大池夕景
 
写真3.4:  夕日に染まる大池
 
写真3.5:  入道雲湧き上がる湖畔
 
写真3.6:  雷光舞う大きな積乱雲
 
写真3.7:   雷光舞う大きな積乱雲(2)


4)白馬大池--雷鳥坂--小蓮華山の稜線風景 (山並み、小蓮華山-雪倉岳-朝日岳山稜の夕景)
白馬大池から白馬岳へ至るこの稜線は、長野・富山・新潟の県境に沿った山稜です。稜線右側は安曇野に通ずる谷間で天気がよければ後立山連峰や遠く北アルプスの山々が望め、稜線右側は雪倉岳や朝日岳、遠く富山湾が遠望できます。またこの稜線は高山植物が多く咲き、地名にあるように雷鳥が多く生息しております。天気がよければ好被写体に恵まれます。しかしこの日は早朝は好天でしたが登り始めた8時頃からガスが湧き始め稜線はガスに包まれ栂池白馬側は眺望が効きませんでした。しかし幸運にも富山側は夕方にガスが切れ、雪倉岳山稜の夕景を撮ることが出来ました。

A.山並み・・・ 小蓮華山-雪倉岳-朝日岳山稜
 
写真4.1: 爽快・小蓮華岳稜線
 
写真4.2:  爽快・小蓮華--雪倉岳山塊
 
写真4.3:  夏雲舞う大池
 
写真4.4: 夏雲乱舞する稜線
 
 ---***---
B.小蓮華山-雪倉岳-朝日岳山稜の夕景 
写真4.5:  静寂感漂う雪倉岳・朝日岳山稜の夕景
 背後は富山湾・・・霞たなびき墨絵のようだ
 
 
写真4.6:   静寂感漂う雪倉岳・朝日岳山稜の夕景(2)
 
写真4.7:   静寂感漂う雪倉岳・朝日岳山稜の夕景(3)
 
写真4.8:夕日に染まる 小蓮華山・雪倉岳山稜 
この日は ちょうどダイヤモンド雪倉岳でした.。雷鳥坂稜線に咲くミヤマコゴメグサが夕日に輝きます
 
 写真4.9: 赤照夕彩


*感謝
今回も擦り傷程度で無事大きな怪我もなく下山できました。これもお世話になりました山小屋の関係者、同宿の皆さんのお陰です。 感謝、感謝です。
また入山時立ち寄りました旧知の栂池の「サンライズタンネ」の皆さん、何かとお世話になり、お陰様でよい山行が出来ました。 お礼申し上げます。

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