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6. 最近の気になる技術・・・シニア技術者の寸評

 このところの急激な時代環境の変化で求められる技術が大分変わってきているように思います。以前なら需要やコストが壁になって実現を断念した技術も、待ったなしの地球環境問題や原油や食料など資源の高騰により価値体系が変わり、もう一度見直すことが急務になっているように思います。このような危機感を背景としたグロ−バルな課題に直面し、ある意味ではそれにたずさわる技術者・研究者にとってはやり甲斐のある時代になったと言えるかもしれません。

 一方このような時代、技術や製品を使う立場の人間は、それぞれの立場から正しい方向に技術開発が進むように情報を発信することが必要と考えます。そのような観点から今までの技術を生む・作る立場から180度視点を変え、使用者の立場になり 
「最近の気になる技術」 として注目技術を取り上げ寸評したいと考えております。
昔養った頭も大分錆び付いておりますので、ピント外れな寸評にならないよう時々新たな油も注ぎながら行って行きます。

タイトル
年月日 内     容 詳細項目へ
1.自動車用ヘッドランプの製品・技術動向
(その1)
その歴史とHIDランプの出現
2008年7月12日 最近車を運転していてヘッドランプが明るくなった(眩しくなった)と感じませんか。最近の新車にはディスチャ−ジランプと言う新光源の使用が多くなたからです。採用が始まったディスチャ−ジランプについて、開発の経過、発光原理と特徴、交換時の注意点など解説します。
2.自動車用ヘッドランプの製品技術動向
(その2)無水銀HIDランプの製品化
2008年10月30日 製造物に対する環境規制が厳しくなっており、HIDヘッドランプもそれに対応する改善が進んでいます。この規制の概要と、規制物質水銀を含まない「Hg-freeHIDヘッドランプ」の出現、その技術的開発内容、そして今後どのような形態になって行くかなどを解説します。
3.自動車用ヘッドランプの製品技術動向
(その3)LEDヘッドランプの製品化.

2009年5月7日 自動車ショ−に行くと各社のコンセプトカ−のほとんどがLEDヘッドランプを搭載しており、開発に鎬を削っていることが分かります。そんな中トヨタがレクサスに搭載し発売を開始しました。LED光源と既存光源との違い、LEDヘッドランプの技術内容、今後の方向はどうなるのかなど解説します。
4.自動車用ヘッドランプの製品技術動向
(その4)LEDヘッドランプの製品化(補足)
2009年人と車のテクノロジ−展・・ハイブリッド車の動向.
2009年6月1日 今年も5月20日から「人と車のテクノロジ−展2009」が開催された。展示会で見るLEDヘッドランプの搭載状況を簡単に報告します。
また今年の展示会の特徴は昨年から環境問題、燃料価格の高騰問題の進展から環境負荷の小さいハイブリッド車の開発関連の展示が多くなり、それも近い時期に実車投入を視野に入れた技術開発の展示が多く見られました。
5.眼は加齢とともにどの程度劣化するか 2012年7月20日 年を取ると見にくい、眩しいなどいろいろな眼のトラブルが増えてきます。最近関係する学会で「加齢とともに眼がどの程度劣化するか」を示す報告書を出しました。その内容の一部を紹介いたします。
6.CIE Awardを受賞して 2013年12月 この12月の日本照明委員会の年会で「CIEAwardの受賞」の伝達式があり、賞状を授与されました。

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